ご高齢の方の爪切りは難しい?!
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皆さんこんにちは。
天使のつめきり大宮の田辺です。
今日はご高齢者の方の足の爪切りは、なぜ難しいのか読み解いていこうと思います。
お客さんのご家族から
「私たちが切ると出血してしまいます。」
というご連絡をよくいただきます。
爪を切っているのになぜ出血してしまうのでしょうか?

上の写真を御覧ください。
爪切りのビフォー・アフターです。
上の写真はかなり、パッと見ると爪が厚くて2cmくらいの厚さに見えます。
しかしながら、よく見てみてください。
下の図の青で囲っている部分。
ここは、爪ではないのです。
アフターを見ると、ここの青い部分は盛り上がったお肉があります。

厚い爪に見えていますがこの厚みは
盛り上がった肉を巻き込んで厚くなった爪なんです。
ここを爪切りで、バチンと切ってしまうから、血が出てしまうのです。
この爪の構成要素はお肉と厚い爪と角質(垢)です。
垢はガチガチに固くなっていて、爪のようにも見えてきます。
これはよ~く見ないとわかりません。
ご高齢の方の爪は、これだけ複雑になっています。
丁寧に、見極めながら実施していくことが大切です。
ご家族の方がなんとかしたいというお気持ち、とても大切です。
しかし一度、フットケアサロンなどの専門家にケアしてもらうことをおすすめします。
このコラムを書いたネイリスト
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たなべ みやこ田辺三矢子ネイリスト歴 - 年
約20年の病棟看護師経験の中で、患者さんの様々なトラブルを抱えた爪切りができず奮闘しておりました。患者さんの爪や足の悩みはたくさんありました。
また、私自身もランニングによる爪のトラブルが多くあり、悩んでおりました。足にトラブルがあると、歩くのが嫌になり、自分の行動範囲が狭くなるのを感じました。
足が語ってくれることはたくさんあります。より良いセルフケアにつなげるためにも、私は来ていただいた方の足との対話、お客様との対話を大切にしたいと考えております。
足は体の土台です。足元から心と体の健康づくりのお手伝いいたします。
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