「たかが爪」と思っていませんか?
- 爪切り
- 肥厚爪爪
ご高齢になると足の爪が厚くなったり、変形したり、伸びすぎてしまうことがあります。
「爪切りをお願いできる人がいない」
「痛くないから大丈夫」
「爪が伸びているだけだから」
そう思って、そのまま放置していませんか?
実は、伸びすぎた爪や厚く変形した爪は、思わぬ足のトラブルにつながることがあります。
下の画像をご覧ください。

伸びた爪が隣の指に食い込んでいます。
この状態を放置すると爪が皮膚にめり込むように伸び、傷をつくる原因になることがあります。
特に高齢者の皮膚は乾燥しやすく
皮膚が脆弱になり、傷つきやすい傾向があります。
さらに、糖尿病や血流障害がある方では
小さな傷が重症化することもあるため注意が必要です。
高齢者の足の爪は、なぜ伸びっぱなしになりやすいのでしょうか?
年齢を重ねると、さまざまな理由で足の爪のお手入れが難しくなります。
- 身体が硬くなり、足先まで手が届かない
- 視力が低下して爪が見えにくい
- 爪が厚く硬くなり、普通の爪切りでは切れない
- 手指の力が弱くなり、爪切りを扱いにくい
- 足の変化に気づきにくくなる
決して、お手入れを怠っているわけではありません。
「自分では爪を切りたくても切れない」
そんな高齢者の方も少なくないのです
フットケアは、まず足を清潔にすることから
今回の写真では、爪が厚く変形し、足の皮膚にも強い乾燥が見られます。

フットケアでは、まず足の状態を丁寧に観察することが大切です。
皮膚や爪の状態に合わせて汚れをやさしく落とし、清潔を保ちます。
そのうえで、必要に応じて爪の長さや形を整え、乾燥した皮膚を保湿します。
写真のように、足の汚れや古い角質が取り除かれるだけでも、見た目の印象は大きく変わります。

ただし、厚く変形した爪を無理に切ったり削ったりすることは危険です。
様子を見ながら徐々に爪ケアを進めていきます。
そして必要に応じて皮膚科などの医療機関と連携することが重要です。
足の健康は、歩く力を守ることにつながります
足の爪が伸びすぎたり、靴の中で指が圧迫されたりすると、痛みや歩きにくさにつながる場合があります。
歩くことが億劫になり、外出の機会が減ってしまうことも考えられます。
だからこそ、高齢者のフットケアは単なる美容や清潔のためだけではありません。
足のトラブルを予防し、安心して歩ける毎日を支えるための大切なケアなのです。
このコラムを書いたネイリスト
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くじらおかゆりか鯨岡百合香ネイリスト歴 19 年
株式会社cranberry nail代表
JNA認定校認定番号0488−1
cranberry nailネイルスクール校長
JNA(NPO法人日本ネイリスト協会)本部認定講師
2009年より国内外のネイルコンテストで30回以上の優勝経験を持つ。
鯨岡百合香のセミナー受講者は累計6000名以上
ネイリストの育成にも力を注ぐ。 サロンワークも行いながら
数々のSNS・ネイル雑誌・TVなどのメディアを通じて 世界中にネイルの魅力を発信し続けている。
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