意外と難しい足の爪の切り方

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普段何気なくやっている爪切り。
その爪切りひとつで巻き爪や陥入爪など
さまざまな足の爪トラブルの原因になることがあります。

体の末端にある小さな爪
足は歩行時に体重がかかるため強い力が加わります。
そのため、足の爪の役割は非常に重要です。

え?爪切りに切り方なんてあるの?と
驚いた方もいらっしゃるかもしれません。
足の爪トラブルを未然に防ぐためには
爪の長さや形を良い状態に保つことが大切です。

確かに爪切りって、学校で教えてもらうことでもないし
気がついたら「なんとなく」切っている方も多いと思います。

足の爪切りは体が硬い方には特に辛く
視野も遠いのでよく見えなくて難しいもの。
小さいお子さんやお年寄りなど、
自分で爪を切るのが難しいご家族の爪を切ってあげる時にも
正しく爪切りをして
爪トラブルの原因を作らないようにしましょう。

では、
足の爪の理想的な長さ、形をレクチャーします。

まず理想的な形は
「スクエアオフ」です。

スクエアオフとは、角に少し丸みのある、爪先の形が少し丸みを帯びたストレートで
全体を四角形に整えた形のことを言います。
仕上がりに軽く爪やすりをかけて
爪の断面をなめらかにしましょう。

長さは、指先と同じ、もしくは少しだけ短めがおすすめです。

指先よりも短く切りすぎた「深爪」や
角を斜めに切り落とした「バイアスカット」は避けるようにしましょう。

このような間違った切り方は、
爪の端が皮膚に食い込んだり、
爪の端に棘のようなものができたりして
陥入爪や巻爪などの原因となります。

また、長く伸ばしすぎると
靴や靴下などによって余計に圧迫されてしまい爪が変形する原因を作ります。
足は歩行時に体重をかけるので
ちょうどいい長さと形を保つことが大切なのです。

とはいえ、爪に厚みがあったり、硬くて爪切り出来るのが難しい。
無理やり切ると思わぬ方向に割れてしまったり、亀裂が入ってしまうことも。

そして体が硬くてご自分で上手く切れないという方も多くいらっしゃると思います。
そんな時は是非
月に1回定期的にネイルサロンやフットケアサロンに
お任せください。
正しい爪切りの習慣で
爪トラブルを予防しましょう。

このコラムを書いたネイリスト

鯨岡百合香
くじらおかゆりか
鯨岡百合香
ネイリスト歴 19 年

株式会社cranberry nail代表
JNA認定校認定番号0488−1
cranberry nailネイルスクール校長
JNA(NPO法人日本ネイリスト協会)本部認定講師

2009年より国内外のネイルコンテストで30回以上の優勝経験を持つ。
鯨岡百合香のセミナー受講者は累計6000名以上
ネイリストの育成にも力を注ぐ。 サロンワークも行いながら
数々のSNS・ネイル雑誌・TVなどのメディアを通じて 世界中にネイルの魅力を発信し続けている。

東京都 cranberry nail
〒1500021  東京都渋谷区恵比寿西2−17−8

Cranberry on-line Salon

be with you は、cranberry nailオンラインサロンでフットケアの基礎から応用まで学んだ方です。技術も知識も1日では身につきません。 たくさんのケースを見て、共有し、実践し、学び、反復練習をし、そして身につけることが出来ます。 学びを継続していくことで更なるフットケアのスペシャリストを目指していきましょう。

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